戦後70年
2015年 08月 05日
守るために戦うことは正しいのでしょうか?
理由があれば戦ってもいいのでしょうか?
戦うのは誰なんですか?
戦後70年という節目で、危惧するメッセージが発せられています。
それを受け取り私は公共の電波で取り上げます。
私にできるのはそれぐらいです。
電波で取り上げるのと同じように、家庭でも取り上げます。
もう8年ほど読み続けてきました。
つちやゆきお作『かわいそうなぞう』
戦争がもたらした負の影響。
動物園の中から描かれています。
秋山ちえ子さんが朗読する
『かわいそうなぞう』
(2008年8月13日発売)
毎年8月15日、ラジオ放送の中で読み続けてきた秋山ちえ子さん。
青森でも同じことをしていこうと、私の絵本の師匠 西村恵美子さんが「あいことば」の中で今年も朗読しています。
谷川俊太郎さんの詩、寺山修司さんの詩、茨木のり子さんの詩、、、
戦争に対するたくさんの詩もあります。
私の言葉の力は大したことない。
だから、大きな言葉の力を借ります。
8月9日11時02分、長崎に原爆が投下されました。
エフエム青森 毎週朝9時半からの「あいことば」では、『かわいそうなぞう』や谷川俊太郎さんのメッセージを紹介しています。
聴いて欲しいです。
そして、こちら…
元ちとせさん
カバーアルバム『平和元年』
(2015年7月22日発売)
忘れない 繰り返さない
戦争70年。平和への思いを込めて歌い継ぐカバーアルバム。
1曲目に、腰まで泥まみれ、という曲が収められています。
聴いて吐き気がしました。
元ちとせさんに対する吐き気では、勿論ないです。
戦争中の人の心に植えられた忠誠心に…
怖いです。
我が子にこんな思いはさせられません。
吐き気も、涙も、この心の動きが集まって平和を呼ぶ声になればいい。
私たちは、想像することが出来る生き物です。
想像したら、わかるでしょう?
想像の種は、絵本や、本、詩、音楽の中にも詰まっています。