Dragon Ash
2011年 04月 22日
母は、ドラゴンアッシュを知りません。
大学卒業後フリーターしながら住んでいた山形。
その隣の天童市のブリーダーから売れ残りを格安で売ってもらったのが始まりです。
兄弟の仲で随一かわいくないシーズー犬でした。
売れ残ったのも分かります。
母に届ける前に勝手につけた名前『アッシュ』
でも成長とともに随分かわいいシーズー犬になりました。なんて言うのも失礼か(笑)
母はたくさんの衣装やジャンバーを縫ってあげました。手縫いのものばかり…。
衣装持ちの犬でした。
母の部屋の扉を開けると、いつも決まって面倒くさそうに顔を上げます。
でも、いつも床にいる彼はみんなの人気者でした。
今はいません。母も慣れようと必死です。
でも、遺骨が仏壇に居ます。父と一緒に。
そんなアッシュの遺骨にはこんな絵が張られてあります。
誰も気づかぬうちに息子が「アッシュ大すきだよ」と似顔絵を描いてくれたようなんです。
『ずっとずっとだいすきだよ』という絵本があります。
きっとそこからヒントを得たのかもしれません。
自慢の優しい子です。
犬の命、次世代の子どもにちゃんと伝わってるようです。
たくさんの方に「おつかれさま」を言ってもらいました。
最高の技術と熱意と最大のハートをもってあらゆる治療をしてもらいました。
アッシュとの出会いを思い出させてくれるメールもありました。
今なお母への電話やアッシュと父の仏壇に手を合わせに来てくれる人もいます。
心から、ありがとうございましたと、母に代わって伝えさせてもらいます。
さて、遺影の写真は何にしようかと悩んでしまう毎日です(笑)
コレ↑もかわいいのよね